医院概略

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診療時間
平日(月曜~金曜)10:00~19:00
第1・3日曜日9:00~17:00

顎関節症治療例

17歳男性、顎関節症III型(クローズドロック;開口障害)・咬合不全の治療

治療前

左顎関節の咬合痛、開口障害(30mm[通常40mm以上])を主訴にご来院なさった。
一般検査(視診・触診・簡易咬合検査・X線検査等)の結果、顎関節症(III型、左クローズドロック)と診断し、応急処置(生活指導・理学療法・薬物療法)を行い、経過を観察。2週間後には、咬合痛は軽快し、開口障害は間欠的となった。
そこで、追加の詳細咬合検査(咬合模型検査・キャディアックス検査)、X線検査(セファロ分析)を行なった。その結果、咬合不全(早期接触・咬合干渉・咬合支持の喪失)、顎関節の圧迫等が認められ、適正下顎位(TRP)を設定した矯正治療を実施した(GEAW法;ゴムメタルワイヤー使用)。
(治療に先立ち、埋伏していた4本の智歯は抜歯)

治療前
治療前
治療前
治療前
治療前
治療前
治療前

治療後

治療後は、咬合不全・開口障害が解消し、スムーズに開閉口できるようになり、何でも快適に噛めるようになった。また、すきっ歯も解消した。
動的治療期間は10ヶ月程であった。現在、定期的にリコールを行なっているが、全く問題はない。

治療後
治療後
治療後
治療後
治療後
治療後

*一般的な矯正治療の①メリット:・見た目が良くなる。・虫歯・歯周病になりにくくなる。・ものを食べやすくなる(よく噛める)。・発音が明瞭になる。・長生きにつながる(体のバランスが良くなる)。②ディメリット:・原則として保険が効かず、費用がかかる。・治療期間が通常の歯科治療よりかかる。・多くの場合、歯に装置を付けないといけない。・歯を動かしている時(動的治療期間)、短期間であるが痛みが出る(不快症状がある)。

本症例の治療費:咬合・矯正治療;¥800,000、プラークコントロールプログラム:¥5,000〜10,000/回 (消費税別途)


成人の骨格性上顎前突症、過蓋咬合、ガミースマイル、重度叢生、顎関節症、偏頭痛

治療前

治療前
治療前
治療前
治療前
治療前

治療後

治療後
治療後
治療後
治療後
治療後

MEAWを用いた唇側矯正治療ならびにセラミック冠による咬合再建治療

MEAW(ループを多く使って自由に歯を動かせるワイヤー)を用いた唇側矯正治療で、歯列幅の拡大には、ゴムメタルワイヤーを用いた。
治療前は、顎関節症(関節痛と間欠的開口障害)と偏頭痛に悩まされ、毎日鎮痛剤と強い偏頭痛薬を内服していたが、月に3〜4日は偏頭痛が強いため仕事を休まざるを得ない状態でした。治療後は、顎関節痛・開口障害はなくなりスムーズに口が開くようになった。また、偏頭痛は劇的に軽減し、鎮痛剤は全く不要、極稀に偏頭痛薬を飲むのみとなり、仕事を休むこともなく健康となられた。

※偏頭痛は、咬合だけが原因ではなく中枢性(脳)の問題もございますので、個人差がこざいます。

*一般的な矯正治療の①メリット:・見た目が良くなる。・虫歯・歯周病になりにくくなる。・ものを食べやすくなる(よく噛める)。・発音が明瞭になる。・長生きにつながる(体のバランスが良くなる)。②ディメリット:・原則として保険が効かず、費用がかかる。・治療期間が通常の歯科治療よりかかる。・多くの場合、歯に装置を付けないといけない。・歯を動かしている時(動的治療期間)、短期間であるが痛みが出る(不快症状がある)。

メリット:矯正治療を含む包括的歯科治療により、顎関節に負担がかからなくなり、顎関節症が軽快し、偏頭痛が激減した。

ディメリット:矯正治療、咬合治療(セラミック冠などによる咬合再建)を行わなければならないので、治療期間が長期間(2年間)となり、治療費も高額になった。

治療費は、総額で¥3,650,000(消費税別途)であった。


小下顎症、相対的骨格性上顎前突症(いわゆる出っ歯)、過蓋咬合(深いかみ合わせ)、ガミースマイル、顎関節症(変形性顎関節炎)による開口障害の方を、非外科矯正・非抜歯矯正治療、シークエンシャル咬合治療で治療した症例

写真:治療前
写真:治療前
写真:治療前
写真:治療前
写真:治療後
写真:治療後
写真:治療後
写真:治療後

過去に矯正治療(4本小臼歯抜去)を受けたものの、小下顎症、過蓋咬合(深いかみ合わせ)、ガミースマイル、顎関節症(変形性顎関節炎)による開口障害となり、矯正専門医で相談するも外科的矯正治療(顎の手術)しか方法はないと言われ、悩んでご来院なさった。
当院では外科的矯正治療をすることなく、シークエンシャル咬合理論に則った矯正・咬合治療を行い、正常咬合となり、変形性顎関節炎は軽快、開口障害は解消した。

本治療法のメリット・ディメリットは、上記CASE02と同様です。

本症例の治療費は、上下の矯正治療¥880,000+虫歯処置、感染根菅処置(根っこの治療)、グラスファイバーコア(土台処理)、仮歯並びにジルコニアオールセラミッククラウン(11本)による補綴処置¥2,057,000→総額¥2,937,000(消費税込み)であった。