医院概略

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診療時間
平日(月曜~金曜)10:00~19:00
第1・3日曜日9:00~17:00

インプラントQ&A

よく寄せられるご質問

患者さまより寄せられるインプラントに関するご質問に回答しています。

Q. 治療期間はどのくらいですか?

A.  骨の条件がよくて即時負荷インプラントシステムを用いることができれば、手術直後から咬むこともできますが、通常は治療が終了するまで3~4ヶ月の治療期間が必要です。骨量が足りなくて骨造成手術などが必要な場合は、さらに数ヶ月~半年かかります。ただし、治療期間中は、仮歯や仮義歯などを使って、見た目や噛む機能を可能な限り回復します。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

A.  現在、歯科インプラントの種類は多数あり、品質も価格も様々です。また、インプラントの上部の冠にしても質はまちまちです。
従って、治療費が歯科医院によって格差があるのは仕方がないことだと思われます。全国的なデータをみると1本あたり15~60万円までの幅があります。
ちなみに、歯科大学のインプラント科での治療費は、NorbelBioCare社製やAstra社製のものでは、1本あたり、35~40万円、GCなどの日本製のインプラントだと25~35万円の価格帯です(2014年1月時点)。
当院でも概ねそれに準じた価格帯となっており、インプラントの種類や本数、上部構造の種類によって1本あたり25~35万円(上部の冠の費用を含む。2014年1月時点)となっております。

Q. 治療はだれでも受けられますか?

A.  顎の骨が完成する20歳前後から、お年寄りまで健康な方であれば、どなたでも可能です。ただし、妊娠中の方や重篤な全身疾患のある方などは制限される場合がありますので、ご相談ください。

Q. インプラントはどのくらいもちますか?

A.  当院で使用しているタイプ(Norbel BioCare社製やStraumann社製)のインプラントは、50年以上も前から臨床応用されていますが、最初に応用されたインプラントブリッジは40年以上完璧に機能しました。

しかし、このタイプのインプラントが100%、30年、40年と、もつわけではありません。お口の手入れが悪い場合、ヘビースモーカーの場合、骨質が極端に悪い場合、不良な全身的な状態や疾患(慢性的な疲労、コントロールされていない糖尿病、白血病などの免疫不全状態、膠原病、悪性腫瘍等)になった場合などは、インプラントも失われることがあります。

厳しい評価基準を設けた多施設の共同研究では、10年間で約95%(上顎90%、下顎100%)の成功率が報告されています。

Q.  歯周病が進んでいて、骨が足りないのでインプラントができないといわれました。重症の歯周病だとインプラントができないのでしょうか?

A.  そんなことはありません。骨の再生治療を行えばインプラントは可能です。当院にいらっしゃる患者さんは、他院で「骨がないからインプラントができない。」といわれて、それでもあきらめずに当院を探し出していらっしゃる方が多いのです。そのため、骨の再生治療は日常茶飯事です。現在、インプラントのための骨造成法には、GBR(骨誘導再生術)、サイナスフロアーエレベーション、ディストラクションオステオジェネシス(加骨延長法)、スプリットクレスト、培養幹細胞移植術など様々な治療法があり、骨がないからインプラントができないということはほとんどなくなりました。

Q. 手術はこわくありませんか?痛くありませんか?

A.  骨に穴を開け、人工歯根を埋め込むなどと聞くとゾッとしますが、局部麻酔をかけますので、手術中はほとんど痛みはありません。手術の種類、インプラントの本数にもよりますが、イメージとしては、歯を抜く手術に近いでしょう。当院では、恐怖心の強い方などは、静脈内鎮静法や笑気麻酔を使用し、リラックスした状態で処置をお受けいただくことも可能です。

Q. 手術直後の注意事項は?

A.  数日間は腫れますので、若干食事がしづらくなります。また、術後1週間は感染しやすい時期ですので、食事はかたいものを避け、おかゆやスープなどの軟らかい食事を工夫しておとりになる必要があります。

当日あるいは翌日くらいまでは多少出血が続きますが、強くうがいはしないでください。また、大きく口を開けたり、笑ったりするのも避けてください。薬は指示通りにきちんと服用してください。歯磨きは手術当日はやめて、その後は主治医の指示に従ってください。

Q. 治療後の注意点はありますか?

A.  インプラントを長期的にご使用いただくためには、日々のご自分でのケア(ブラッシングやフロッシングなど)と歯科医院での定期検診によるメインテナンスが重要となります。また、喫煙によりインプラントの喪失率が上がることがよく知られています。できれば禁煙を心がけてください。

Q. 即時負荷型インプラント:オール・オン・フォー(All-on-4)ってなんですか?

A.  All-on-4(オールオンフォー)は、総入れ歯をお使いの方や、多くの歯を無くした方、インプラントを挿入するには骨が足りないと診断された方のためのインプラント治療法です。 

従来、全ての歯を失った方にインプラント治療を行う場合、骨の移植をしたり、6~14本のインプラントを埋め込むのが一般的でした。 そのため手術時間が長くなり、術後の腫れも大きく、費用がかさむという欠点がありました。 

All-on-4(オールオンフォー)は、奥のインプラントを、骨のある部分へ斜めに埋め込み、力を広く均等に配分することにより、4本のインプラントで全ての人工の歯を支え(※ 顎骨の状態によっては、補助的にインプラントを追加する場合があります)、上記のような欠点を解消することが出来るようになりました。

 手術や費用の負担を必要最低限に抑えた新しいインプラント治療法、それが、All-on-4(オールオンフォー)です。 

費用に関しては、上部構造(上もの:人工歯根の上の補綴物)の種類や予備のものを作っておくかどうかによって異なります。以前の上部構造は、貴金属を多量に使用した上部構造で、インプラント埋入手術費も全て含み片顎で総額250~300万円(もしていましたが、卑金属フレームを使用することによって、180~200万円まで治療費が軽減されました。 

Q. 歯周病で骨が失われているのでインプラントができないといわれました。現在では、失った骨を再生させる技術があるとネットで知りました。貴院では、骨の再生はできますか?NEW

A. 当院では、他院で、骨がないためにインプラントができない、あるいは、リスクがあるためにインプラントができないといわれた患者さんが多くいらっしゃいます。

このうちショートインプラントやオール・オン・フォー(All-on-4)、アントラナ法などのインプラント治療により、骨移植を避け、低侵襲の(ていしんしゅう:程度の軽い)外科処置で対応できる場合も少なくありませんが、どうしても骨の再生が必要となるケースがでてきます。

当院ではこれまで数多くの骨の再生治療を手がけてまいりました。

現在、当院で可能な代表的骨再生技術を表1に簡単に示しますが、そのうち最近のトピックスであるBMAC法について以下に簡単に解説いたします(他[(1)~(6)]に関しては、さほど目新しい技術ではなく、インターネット上でいろいろと解説されていますので、ご参照ください)。 

【表1】

骨再生療法
内容
(1) 骨移植術以下の3種類があり、通常(2)~(5)と併用して実施される。
a)自家骨移植(自分の骨を採取して、必要な部位へ移植)
b)他家骨移植(他人[ドナー]から採取・処理した骨を移植)
c)人工骨移植(ハイドロキシアパタイト、α,β-TCPなど) 
(2) GBR(骨再生誘導)GBR膜(軟組織遮断膜)を用い、骨を再生させる方法
(3) PRP(多血小板血漿),PRF, PRGF創傷治癒や組織再生に効果的な成長因子を多く含む血小板を高濃度に濃縮した血漿。あるいは、増殖因子を含む血漿と自家組織フィブリン。
(4) スプリット・クレスト法骨幅が狭い場合に、骨を縦に二分割して骨を若木骨折させ、骨幅を広げてインプラント埋め込みのスペースを創る方法
(5) 上顎洞底挙上術(サイナスリスト)上顎臼歯部の欠損で、上顎洞が拡大して骨が少なくなっている症例で適応される上顎洞底部に骨を移植する方法 
(6) 仮骨延長法(ディストラクション)造骨したい部分の骨をブロックで切離して、特殊な器具でゆっくりと延 ばして、造骨する方法
(7) その他
a)BMAC(Bone Marrow Aspirate Concetrate)

b)骨再生薬剤療法;Infuse Bone Graft(rhBMP-2)、GEM21S
a)BMAC; 骨髄液中には、骨・軟骨などの硬組織をつくる細胞のもととなる幹細胞が存在します。
局所麻酔下に骨髄液を吸引採取し、それから幹細胞を遠心分離・濃縮、さらに人工骨、成長因子と混合して、骨欠損部に移植し、骨の再生を図る最新の技術。短期間に十分な造骨が可能。

a)BMAC(Bone Marrow Aspirate Concentrate)法;骨髄液中には、骨・軟骨などの硬組織をつくる細胞のもととなる幹細胞が存在します。

 局所麻酔下に骨髄液を吸引採取(入院不要)し、それから幹細胞を遠心分離・濃縮、さらに人工骨、成長因子と混合して、骨欠損部に移植し、骨の再生を図る医療技術です。

 極度に骨が欠損し、局所に骨のもととなる細胞(骨芽細胞)が不足しているために、通常の方法(上記表1(1)~(6))では対応困難な症例にも有効で、しかも骨再生までの期間も上記の方法よりも短いという大きな利点があります。 

また、基本的にご自身の骨髄液や血液を用いますので、異種蛋白の混入はなく、感染症やアレルギーの問題のない比較的安全な治療法といえます。 

現在の再生医療は、日進月歩です。昨日までできなかった事が、今日からできることもあり得ます。抜歯するしかないといわれた歯周病の歯をいい状態に戻す事も、不可能と言われたインプラント治療も可能となるかもしれません。あきらめないで、お気軽にご相談ください。